コラム

テイクアウト専門の曜日替わり時間替わりのシェアキッチン「CLOCK KITCHEN」の外装イメージが決まりました。

大宮駅東口すぐの大宮銀座通り商店街にあった2坪のたばこ屋さんがご高齢により閉められたということで、その跡地を、これから飲食店を始めたい人や、既に自分の飲食店舗をお持ちであっても大宮周辺地域でPRしたい日人や、自分の作っている農作物などの食材をPRしたい人などが、初期投資をほとんど掛けずにまずは始められる、テイクアウト専門の曜日替わり時間替わりのシェアキッチンにしようとしていまして、内装工事や調理設備の搬入などがほぼ完了しまして、次に外装のイメージが決まり工事に入ります。

シェアキッチン「CLOCK KITCHEN」の外観打ち合わせ
シェアキッチン「CLOCK KITCHEN」の外観打ち合わせ
テイクアウト専用のシェアキッチン「CLOCK KITCHEN」の外観イメージ
シェアキッチン「CLOCK KITCHEN」の外観イメージ

それぞれの人の屋号が出せるようにアクリル板の所は都度に屋号を付け替えられるように考えましたが、全体としての店舗名は無いと郵送物などで色々困りそうなので、曜日替わり時間替わりでの飲食というイメージとしての名前として「CLOCK KITCHEN」(クロックキッチン)としました。

このタイミングですので、キャッシュレス導入はもちろん、月額固定で例えば毎月2千円クレジットカード決済している人には月何個までおにぎり無料などのサブスクリプションも導入しようとしていて、そういう仕組みの導入のためのインターネット回線開通と、防犯カメラ設置、そして使わないかもしれませんが念のため電話回線を引くかを検討するために、LAN工事などの事業をしている加藤さんにも来ていただきました。合わせて、工事を中心に進めてくださいました塚本さんと松井さんとも合わせまして、照明や外観工事のお話をしました。

1箇所の施設を複数人でシェアして利用してエンドユーザー様(お客様)向けにサブスクリプション(月額課金)やキャッシュレスを組み合わせてサービスを提供する一連のITシステムについて、特許を出願しています。にも書きましたが、店舗名での商標出願はもちろん、1箇所を複数人でシェアするビジネスモデルにおけるサブスクリプション決済のITシステムに関する特許出願も、済んでいます。

「1箇所を複数人でシェアするビジネスモデルにおけるサブスクリプション決済」は、個人的には画期的なのではないかと思っています。実際にやってみないと反応は分からないけれども、これから飲食店を始めたい人は美味しい料理は作れてもPR力が足りない場合が多いはずで、その時に既に食べに来てくれるエンドユーザー(お客様)が囲い込めていて、頻繁に来る人が多ければ、私たちのシェアキッチンを利用する価値があるし、その固定収入をシェアキッチンで料理を提供する利用者に還元できるとすれば、飲食店にありがちな天候やイベント有無や、今のようなコロナウイルス関連などによっての、その日だけのお客様の入りに左右されずに比較的安定した収入を提供できるのではないかと、私が考えまして。頻繁に食べに来てくれるようなエンドユーザー(お客様)にとっては、お得感はあるはずで。何事も商売として簡単に真似をされてもアレですので、知的財産権としてもちゃんと取ろうと事業者として考えておりましてアイデアでは特許は取れないので、この仕組みはITを活用しないと出来ないはずなのでITシステムとしての特許を出願しました。特許出願での請求項のうち、どこぞの権利範囲では取れるのではないかとは思っています。

特許出願においては、いきなりステーキの切った肉の重さに応じて料理を提供してレジ会計するITシステム特許や、ラーメン屋の一蘭が入口と出口と客席にセンサーを置いて客を把握しつつ仕切りを設けてラーメンに集中する味集中システムの特許などを、見聞きするにつけ、例えばそういうのを取らなかった(取れなかった?)宮崎県産の地鶏などをコンセプトとした飲食店舗が流行っているとなると似た名前の似たコンセプトのお店が乱立したり、古くは和民と魚民の似ている問題の訴訟などがあったりしますが、飲食店にも商標だけでなく特許による知的財産権の発想も可能なのかと、色々な人との世間話から知りまして、では、私は飲食は素人だけども、私はのやってきた事から活かせる得意分野はあるはずだし、新しいことを始めるのだから初めに何か考えようと思って、自分で考えまして、私が所属していますIT特許組合で知り合いました弁理士で河野特許事務所の河野さんに依頼して特許出願しました。

例えば、コワーキングスペース7F(ナナエフ)を始めた8年前はそういう意識は持っていなかったので、コワーキングスペースについても、現在は知られる業界になっているけれども8年前はかなり先行していたはずでそういう意識は大切だなと思う経験が本当に多かったので、それで上手くいくかは未知数としても自分自身の意識や知識や経験や人脈で行動も変わると感じているところです。

また、私自身も、自分に飲食店経営の経験が無いのに、これから飲食店舗を自分でやりたいと思っている人に貸し出すだけというのはおこがましいし世間話すら出来ないと思いますので、自分も1シェアキッチン利用者として飲食店舗を始める予定です。

3月にはプレオープン、4月に本格オープンを目指しています。何事もゼロから始める時は既に回っている取り組みの何倍もの熱量が必要だなと感じています。いよいよですね!