埼玉県さいたま市で生まれ育ち、2012年からは大宮駅東口近くで「コワーキングスペース7F（ナナエフ）」「貸会議室6F（ロクエフ）」「シェアオフィス6F（ロクエフ）」を運営してきました。

日本は人口減少フェーズに入り、乗り入れ乗降車数が全国ベスト20にも入る駅である大宮駅周辺でも、商店街のシャッターが色々な事情から閉まる事例も見聞きするようになってきました。

また「大宮経済新聞」「浦和経済新聞」というYahoo!ニュースなどにもコンテンツ配信しているインターネット地域メディア媒体を運営する中で、多くの飲食店を取材させていただきまして、初期投資を多く掛けて営業し始めてみたものの採算面や運営面でうまく行かずに１年持たずに閉店してしまう個人飲食店も多く見てきました。

そのような中で、商店街の空きスペースや、既存店舗の空き時間を活用して、これから飲食店を始めたいという人がまずは初期投資を抑えて始められるというシェアキッチンを、大宮駅東口に用意しました。

地域の空き店舗の活用や、既存店舗の空き時間の活用にも繋がり、その上でこれから飲食店を始めたいという人の創業支援にもなる場所になれば、シャッターの閉まる店も無く人通りの賑わいを維持できるよう、大宮周辺地域の盛り上がりに貢献できると考えています。

今後、日本は人口がより減少していくと言われています。埼玉県さいたま市はその中において恵まれた地域ではあると思いますが、2012年から私たちが始めた「コワーキングスペース」もそうですが、私たちの運営する「シェアキッチン」が１つの良い地域事例になり、全国各地の地域活性化の１事例として参考になればと考えております。

株式会社コミュニティコム
代表取締役　星野 邦敏